膝の痛み
ふくらはぎストレッチの重要性〜膝の屈曲との関係〜
- 公開日:
- 2022-04-14
みなさんこんちは。MYSELFの小塚です。
人の身体の中で一番攣りやすく、夜中に痛い想いをした方は多いのではないでしょうか??
布団の中でふくらはぎが攣った場合は、ふくらはぎをなんとか伸ばすか、攣るのが引くのをひたすら待つ。
そんな対応が多いのではないでしょうか?
そうならないためにも、ふくらはぎをストレッチしましょう!!
ふくらはぎの柔軟の必要性はこんなイメージではないでしょうか??
今日は、ふくらはぎが柔軟でないと困る本当の理由を説明いていきます。
膝も曲げるふくらはぎ
膝を曲げやすくするためにも、足首を背屈するためにも、ふくらはぎが柔軟である必要があります。
ふくらはぎが、膝を曲げるのにかかわっていると知っているかは非常に少ないと思います。
膝が痛い人にとっては、ふくらはぎの柔軟性は非常に大切な役割を持つのです。
足首が背屈(つま先が上がった状態)できなければ、膝の屈曲時(膝が曲がった状態)に膝の動きが悪く
痛みを感じさせて、膝の伸展時に(膝を伸ばす状態)内側広筋の力を入れることができなく膝が痛む。
悪循環のサイクルに突入していきます。
ふくらはぎの攣りは、水分や塩分補給で回避できますが、ふくらはぎの柔軟性不足が原因の膝の痛みは
ほっておいて治ることはありません。
簡単柔軟性の上げ方
- 少しでよいので、つま先が上がる状態を作る
- ストレッチをしたい足のかかとが浮かないように、つま先に体重をかける
つま先を少し上げる環境を準備してあげることがとても大切になります。
できるだけ硬く、へこんだり、たわんでしまわないものがおススメです。
なぜ寝ているときにこむら返りがおこるのか?
ふくらはぎがこむら返りを起こす原因は、筋肉を伸び縮みさせるセンサーが誤作動を起こしてしまい、筋肉が強く縮んで
動かせなくなる症状です。原因はいろいろ考えられますが、一番大きな原因は血流の悪さにあります。
血流は、酸素や栄養素を体の隅々まで運び、さらに老廃物や二酸化炭素を排出するために運び出す役割を果たします。
それが滞ると、筋肉の冷えを引き起こしやすくなり、そうするとセンサーが誤作動を起こしやすくなります。
冬場や寝ているときにこむら返りが起こりやすい原因は、血行不良からくる冷えにあったのです。
血流をよくするには、ふくらはぎの運動すればよいと思われる方が多いと思いますが、それだけでは
根本の解決にはならないと僕は考えます。
なぜなら、ふくらはぎを動かすだけでは血流をよくするほど心拍を上げて体温を上げることができないからです。
根本を解決するのは大きな筋肉に刺激を入れて血液を全身に回すことです。
この話の詳しい続きは別の回でお話しますね。
まとめ
ふくらはぎの柔軟性は、膝の痛みにも関係すします。
ストレッチの中では手軽にできて、新鮮味がないためスルーされがちですが、ふくらはぎは非常に重要な役割があることが
わかっていただけたと思います。もちろん今日お伝えした内容以外でも大切なことはたくさんあります。
もちろん、ふくらはぎが攣る人、重たい人、膝を曲げるときに膝裏が詰まる人などはぜひ、このストレッチを
試してみてください!!