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股関節の痛み

もも裏うまく伸ばせていますか?

公開日:
2022-03-17

みなさんこんにちは。MYSELFの小塚です。
ハムストリングスという用語を皆さんご存じでしょうか?

体の筋肉の総称のなかでも一番知られてる呼び名じゃないかと勝手に思っています(笑)
ハムストリングスとは、太もも裏の筋肉の総称になります。

今日はハムストリングスが柔らかく強くあると、腰痛、膝痛、股関節痛にならない理由と
正しい柔軟性の上げ方をお話したいと思います!

もも裏をうまく伸ばす方法

かかと、つま先両方に体重がかかった状態で前屈するです。
前屈するときに、つま先に体重がかけられずかかと体重で、もも裏を伸ばしている方が多くみられます。
伸びてる感じが出ますが、腱付近が引っ張られているだけで実際に筋が伸ばされていません。

つま先とかかとに体重を乗せて前屈するのが意外と難しいんです。

リセットでは、背中、腰も一緒に伸ばしたいので、背中をわざと丸めて前屈させていきます。
ここに関しては、目的によって変わると思っていただければ大丈夫です。

動画の18秒から19秒の間で、つま先に体重がかかり、足首が少し曲がり膝が曲がっています。
このような形で前屈ができると正しくもも裏が伸ばすことができます。

もも裏伸ばしの注意点

もも裏(ハムストリングス)を伸ばすには、股関節と腰椎の柔軟性が必要です。
ここを一番間違えてはいけんません。
股関節が硬い方。例えば、股関節を曲げることが苦手な方はそもそも、もも裏伸ばしがうまくできません。
もも裏の柔軟性を上げるためには、股関節と腰椎の柔軟性を上げることが先になります。

柔らかくなるメリット

僕自身が一番感じるメリットは、骨盤が立てやすくなり、骨盤、股関節の動きを安定させれることです。

骨盤、股関節の動きが安定することにより、いろいろなトレーニングを行いやすくなります。
いろいろな姿勢をとりやすくなるので、トレーニング、ストレッチの刺激の入れ方も変えやすいです。

そうすると、その分体は新しい刺激に耐えるために筋肉を強くしようと勝手にします。

まとめ

もも裏を伸ばすには、かかとにもつま先にも重心がかかっている必要があります。
それに加え、股関節の硬さ、腰椎の硬さによっては、前屈で腰に負担が入る可能性も高いメニューでありますので
注意が必要です。

骨盤が立てやすくなるということは、前傾が強すぎる人にはあまりメリットがないことになります。
なので、前傾が強い人には、逆の腰を丸めるような動きのメニューをおこなうことが多いです。

自分の身体の状況に合わせてメニューを組んでいくことがとても大切になるので、自分の身体にとって
このメニューが適切かを考えながらトレーニング、ストレッチをおこなっていくとまた、身体の変化が
感じ取れると思います。

参考文献

端座位における骨盤前後傾中の脊柱の運動分析

ランニング動作中の股関節運動におけるハムストリングス機能の解明

上部体幹屈曲位、いわゆる猫背姿勢での歩行はハムストリングスの筋活動を上昇させる

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