肩の痛み
肩の痛みをなくす
- 公開日:
- 2022-03-06
みなさんこんにちは。MYSELFの小塚です。
日常生活や仕事の最中に肩こりや痛みを感じたことがあるかたは多いのではないでしょうか?いくらマッサージを受けても、次の日には戻ってしまっている。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは?
今日はそんな方たちが少しでも楽にできるお話です。
みんで実践して肩こりをお別れをしましょう。
そもそもなぜ肩こりがおこる?
結論をいえば、日常生活でおこる不良姿勢と筋の機能不全です。
姿勢を広い意味でとらえると、外見だけを表す言葉でありません。「物事に当たる態度や緊張状態など、内面の様子を含むものである」と広辞苑に記されています。姿勢の研究で、心の状態が姿勢に影響し、姿勢が心に影響するということは明らかになっています。
生活をしていて、嫌なことがある、緊張するような状況が続く、悩み事がある、ずっと気にかかっていることがある。などなど人として生活を送っていれば(人との関わりをもっている状態のこと)普通のことです。
ただ、それがなくならないといと、不良姿勢の肩こりはなくならないのです。それは可能なのか、、。
僕は不可能だと思います。
どうすれば肩こりとお別れできるか?
上記の相互関係から考えて両方からのアプローチが肩こりを治す最善の方法であるということになります。
先に優先すべきは、筋の機能不全をなくすことです。そちらのほうが、心のもやもやを取り除くより簡単で、なおかつ、人それぞれのパターンはあるにしろ、僕らの経験をもとになんとかしやすいからです。
そのあとに心に対してのアプローチになると思います。
もう少し不良姿勢のお話
では姿勢が悪い悪いといっても何をもって悪いのか。聞かれて答えられる方は少ないと思います。
答えは、骨格筋等の収縮要素を使用せず、靭帯や関節包などの非収縮要素の伸張性に依存した姿勢です。論文の言葉を拾ってくると難しすぎて意味不明です(笑)
これを簡単に言い換えると、身体を支えるのに筋肉を使わないで、関節周りで支えてる姿勢のことです。
だから、姿勢が悪い方は肩こり、腰痛、膝、足首と痛めてしますのです。それと同時に筋肉が疲労していきます。疲労が痛みの原因となっていることもあるのです。
悪い姿勢は決して珍しいものではありません。子供でも姿勢が悪い子はたくさんいます。よく授業中に姿勢が悪いといわれたものです。今思うとあれは、外見的なことより、内面的に授業がつまらなく思えてしまったのが、姿勢に反映されていたんだなと一人で納得しています(笑)
少し話が脱線してしまいました。
子供のころから姿勢が悪く、大人になり筋力が付いてきて、その分硬さがでて筋の機能不全がおこり症状がでてきただけなので、姿勢が悪いというのは指導を受けない限り治せるものではないのです。
それも、外見的に美しい姿勢いだけでなく、人の身体にとって良い姿勢を教えなければなりません。
肩痛の取り方
いよいよお待ちかねの肩痛とのお別れの仕方です
ここでは、何パターンかに分けて説明していきたいと思います。
腕が上に挙げれない方
※鏡があれば自分の姿を確認しながら話を聞いてもらえるとよいと思います。
まずこのような症状が出られる方は、腰の反りと、肩甲骨を内側に寄せて背筋を正している可能性が高いです。なので、まずは猫背になってもいいので、肩の位置を前方にずらす必要があります。
最初はすごく猫背に感じるかと思いますが、その肩の位置で背筋を伸ばしていく必要があります。
あとは、腕を上げていくだけです。セットを繰り返すごとに上がりやすくなります。
まずは、猫背でというとこがポイントです。猫背はもちろんよくないですが、まずはそれぐらい大げさに行わないといけません。それぐらい意識して動かしてちょうどよい位置に肩が来ると思います。
腰が丸まっている方は、このメニューを何も意識しないと腰が痛くなります。なので、体を少し前に倒してください。
腕を後ろに引くと肩が痛む、引っかかる方
こちらの原因の方は、うでを引くときに猫背のままの可能性が高いです。
背中がまるまったまま腕を後ろに引くということは、肩が前に出ている、外に捻じることができない場合が非常に多いです。
この症状が出やすい方は、猫背になってよいので前ならえします。
この時に体が前に倒れすぎないように注意します。
あとは胸を張る意識をしつつ肘を引いてきます。
この時に胸の伸びる感じ、肩甲骨が真ん中によって来る感じがあればかなりうまくできています。
肩の外旋をおこなう筋肉が極端に硬い、胸の筋肉が極端に硬い方は、首や肩に痛みが出ると思いますので、そんな症状を感じた場合は、ほかのアプローチが必要になります。違和感を感じたら中止でお願いします。
まとめ
肩の凝り、肩の痛みは姿勢不良が積み重なりでてきます。日常生活で完全に負担をなくすことは難しいです。ただ少しでよいので正しく動かすことにより痛みは改善されていきます。正直背中を動かすことは非常にわかりずらく難しいです。
肩を正しい位置に戻し、背中を伸ばしていくことにより肩は楽になります。
綺麗な姿勢を意識しすぎて、無理に猫背を消す動きや腰をそらす動きは、肩を痛めやすいので注意が必要です。