川合ラボ 運動指導マニュアル 仮
- 公開日:
- 2023-03-08
目的:新しい人財に業務内容(ストレッチ、マンツーマンの運動指導)のギャップが生まれないように、伝えるためのマニュアル。
ラボの目的
痛みのない生活を送ってもらうことです。
これを念頭に、人それぞれのWANTに合わせて運動指導にあたります。
運動指導に入るまでの流れ
1.挨拶
この段階でのお客さまの心理としては、「わくわく」「楽しみ」といった感情より「緊張する」「不安」「トレーナーどんな人だろう」といった状態です。
少しでもそのような気持ちをなくすためにお客さまが到着したら、絶対に名前をフルネームで呼んで、先に声をかけてください。
例 ○○さん、本日は体験にお越しいただきありがとうございます。本日担当させていただきます、○○です。
最近暖かくなってきましたが、今日のお身体の調子はどうですか?
2.話を聞く【悩みや困っていることを相手から話してもらう】
事前にわかっている、悩み、問題点の確認をおこないます。お客さまが、悩み、問題点や過去はどうだったかを話す場合は、そのまま話が終わるまでしっかり聞く。大切なことは、理解しようとする姿勢です。
相槌をうち、悩みのワードを繰り返して、会話を進めます。小さなことの繰り返しですが、心を開いてもらうために必要なことです。
3.カウンセリング後に、今の悩み(体に出ている結果)を要因→原因の順で説明をおこないます。
悩みの解決方法を提示しつつ、+アルファの未来を提示していきます。解決方法と未来の提示は、専門用語を使わずわかりやすい言葉で説明すること。
例:腰が痛い(体にでている症状)→腰に負担がかかっている(要因)→腰に負担がかかるのは、背骨を支えている筋肉が硬くなり、腰が反っている又は、股関節が正しく動かないなどの可能性が高いです(原因)。
解決方法例
腰や股関節が痛む人向け
肩こりや肩の痛みが楽にならない人向け
説明する際に、専門用語を使ってしまうと、運動をおこなう目的が伝わりずらくなるため注意が必要です。
お客さまが、トレーニングをリピートしてつながりができて、お客さまが新しい知識をインプットしていきたい人
であれば、その段階で専門用語は使っていく。
運動指導の流れ
初回のカウンセリング以降は、「ほぐし」「ストレッチ」をおこないながら身体の状態を確認していきます。
直接筋肉を触りながらのほうが、身体の状態を把握しやすいためです。
そして、ラボで運動指導するにあたり統一している考え方、表現の仕方があります。
【良い姿勢とは、腰椎と骨盤が正しく前後に動く柔軟性を持っていること】です。
なぜなら、この動きができることが身体の不調をなくし、痛みのない生活を送るのに絶対に必要だからです。
良い姿勢に対して、お客さまの状態がどうかを把握していきます。
ほぐし
まずは、身体の固まった筋肉をほぐしていきます。
血流を良くして、筋肉に伸ばす負荷をかける準備をします。
詳しくはコチラ→【ほぐす】
伸ばす
筋肉を伸ばす準備ができたら次は伸ばしていきます。
私たちが、ストレッチをかけることもあれば、運動指導をおこない実際に自分自身で伸ばしてもらうときもあります。
ここでの「伸ばす」は、丁寧に可動が可能な範囲で動かすことです。
詳しくはこちらから→【伸ばす】
動かす
最後は筋力トレーニングをおこないます。
一人で正しく行えるようになるまでは、マンツーマンでおこなっていきます。ここが、他の施設と違いです。
最初は、腰椎と骨盤が動こうようにすることをゴールにメニューを組み立てていきます。
詳しくはこちらから→【動かす】
マンツーマン終了後
今日の頑張りにより、どのように変わったのかを体感してもらいましょう。
腰椎と骨盤の可動がでてきたら、身体にさまざまな変化をもたらします。
歩く、立つ、座るなどをおこない、本人に確認をしてもらいます。
最後に、本日のまとめを伝えます。今日の運動により何が変わったのか、今後どうなっていくのかを伝えてください。
マンツーマンの流れは以上です。
自主トレメニュー
マンツーマンで運動指導をおこなっていない時間は、マシーンや肋木、ストレッチ台などを使い自主トレをしてもらいます。
自主トレは、マンツーマンでの情報をもとに組み立てていきます。
勉強の仕方
効果が出せるのは、自分が悩み、自分の身体で試してきたことだからです。
自分自身が正しく筋肉を動かせる状態でなくては、お客さまに運動を正しく指導することはできません。
研修以降の勉強は、マイセルフのブログと動画コンテンツを元に、自分自身が正しく筋肉を動かすことを覚えます。
腰痛、肩こり、肩痛、膝痛に教える側がなっていたら説得力がないうえに、お客さまの身体を改善することは難しいです。
勉強動画コンテンツ